ガイド
Claude Code GitHub Actions の設定:Issue と PR で @claude を使う
Claude Code GitHub Actions は、リポジトリのワークフロー内で Claude Code を実行する GitHub Action です。プルリクエストや Issue のコメントで @claude とメンションすると、Claude がコードを分析し、変更を実装して、コミットを push します。このページでは、クイックセットアップと手動セットアップ、基本のワークフロー、よく使う入力、誰が実行を起動できるか、コストとセキュリティの注意点、反応しないときの確認点を手順に沿って説明します。内容は Anthropic の Claude Code GitHub Actions に沿っており、2026 年 10 月 30 日にそのページで確認しました。
- クイックセットアップ:接続したいリポジトリで
claudeを開き、/install-github-appを実行して、プロンプトに従います。github.com のリポジトリでのみ動作し、リポジトリへの admin アクセスが必要です。 - 手動セットアップは 3 ステップです。Claude GitHub App をインストールし、
ANTHROPIC_API_KEYまたはCLAUDE_CODE_OAUTH_TOKENのシークレットを追加し、examples/claude.ymlを.github/workflows/にコピーします。 prompt入力のないワークフローは対話モードで動作し、コメントの@claudeを待ちます。prompt入力のあるワークフローは、メンションを待たずに自動化モードで動作します。- 認証情報は GitHub Secrets としてのみ保存し、コミットしないでください。ワークフローには必要な権限だけを与え、マージ前に Claude の変更をレビューします。
- 実行のたびに GitHub Actions の分数と API トークンを消費します。
--max-turns、タイムアウト、並行実行の制御で上限を設けられます。
できること
Claude Code GitHub Action は、リポジトリのワークフロー内で Claude Code を実行します。プルリクエストや Issue のコメントで @claude とメンションすると、Claude がコードを分析し、変更を実装して、コミットを push します。prompt を渡して、任意の GitHub イベントで自動実行させることもできます。Anthropic は、Issue からプルリクエストを作る、コメントからバグを修正する、定期的なタスクを自動化する、といった用途を挙げています。
Claude Code の名前を持つ製品はいくつかあります。このページが扱うのは、リポジトリのワークフローファイルで設定する claude-code-action です。ワークフローを書かずにすべてのプルリクエストを自動でレビューしたい場合、Anthropic のページは、別の製品である Code Review を案内しています。
セットアップ:クイックか手動か
どちらの方法でも、リポジトリへの admin アクセスが必要です。
| 方法 | やること | 使うタイミング |
|---|---|---|
| クイックセットアップ | Claude Code から /install-github-app を実行します。Claude Code が GitHub App をインストールし、認証用のシークレットを追加して、ワークフローのプルリクエストを準備します。 | Claude Code をローカルで実行している場合。 |
| 手動セットアップ | アプリのインストール、シークレットの追加、ワークフローファイルのリポジトリへのコピーを、自分で行います。 | Claude Code をローカルで実行していない場合、コマンドが失敗する場合、またはワークフローファイルを完全に制御したい場合。 |
クイックセットアップ
/install-github-app は、github.com のリポジトリでのみ動作します。リポジトリの git リモートが gitlab.com や bitbucket.org にある場合、コマンドはセットアップを始めず、通知を出力して終了します。
- GitHub CLI をインストールし、
gh auth loginで認証します。Claude Code はそれがあるか確認し、なければ警告します。 - 接続したいリポジトリで
claudeを開き、/install-github-appを実行して、プロンプトに従います。Claude Code は Claude GitHub App をインストールし、ワークフロー用の認証シークレットを設定します。 - シークレットの選び方:Claude Code がすでに API キーを持っている場合は、そのキーを再利用し、リポジトリにすでに
ANTHROPIC_API_KEYのシークレットがあれば、それを維持するかを尋ねます。そうでなければ、Claude サブスクリプションで長期間有効なトークンを作るか、API キーを貼り付けるかを選びます。 - Claude Code は、認証情報をリポジトリのシークレットとして保存します。名前は、API キーなら
ANTHROPIC_API_KEY、サブスクリプションのトークンならCLAUDE_CODE_OAUTH_TOKENです。 - Claude Code は、選んだワークフローファイルを、そのシークレットを使うように設定済みの状態でブランチに push し、プルリクエストを作成できる状態でブラウザの GitHub を開きます。そのプルリクエストを作成してマージすれば、リポジトリで
@claudeが動作します。
途中で止めるには、Esc を押します。進行中のステップは完了し、以降のステップは始まりません。最後のメッセージには、push されたブランチや保存されたシークレットなど、リポジトリですでに起きたことが一覧されます。GitHub App のインストール後、Claude Code は GitHub Actions のセットアップを続けるか尋ねます。Skip for now を選ぶと、GitHub App のインストールだけで止まり、後でもう一度 /install-github-app を実行して、ワークフローとシークレットのステップを完了できます。
レビューのワークフローを選ぶと、Claude は各レビューをプルリクエスト自体に投稿します。問題が見つかれば、それぞれにインラインコメントを付け、見つからなければ 1 つの要約コメントを付けます。Claude は、ドラフトなど一部のプルリクエストをスキップします。v2.1.229 より前は、Claude はレビューをワークフローの実行ログにだけ書いていました。
以前のバージョンが生成したレビューのワークフローを更新するには、次のいずれかを行います。
/install-github-appをもう一度実行します。リポジトリにすでにclaude.ymlがある場合は、Update workflow file with latest version を選びます。Claude Code は、最初のインストールと同じように、ワークフローファイルの新しいコピーを新しいブランチに push し、プルリクエストを開きます。- 下のレビューのワークフローの例にある
--comment引数とclaude_argsの行を、チェックインされているファイルに自分で追加します。この方法なら、そのファイルに加えた他の編集がそのまま残ります。
Amazon Bedrock、Google Cloud の Agent Platform、Microsoft Foundry を使う場合、Anthropic のページは、別のページ Use Claude Code GitHub Actions with cloud providers を案内しています。
手動セットアップ
1. Claude GitHub App をインストールする。Claude GitHub App をリポジトリにインストールします。この Action は、アプリの 3 つの権限を使います。
- Contents:読み取りと書き込み。Claude がリポジトリのファイルを変更できるようにします。
- Issues:読み取りと書き込み。Claude が Issue に応答できるようにします。
- Pull requests:読み取りと書き込み。Claude が PR を作成し、変更を push できるようにします。
インストール時には、Claude の他の機能が使う権限も付与します。全体の一覧は、下の「GitHub App の権限」にあります。
2. 認証用のシークレットを追加する。認証の方法に応じて、次のシークレットのいずれかをリポジトリに追加します。GitHub のガイドは、using secrets in GitHub Actions です。
ANTHROPIC_API_KEY:Claude Console で取得した Claude API キー。CLAUDE_CODE_OAUTH_TOKEN:Claude サブスクリプションで認証する OAuth トークン。Pro、Max、Team、Enterprise プランで利用できます。ローカルでclaude setup-tokenを実行して生成します。
ワークフローファイルでは、シークレットを対応する入力に渡します。API キーなら anthropic_api_key、OAuth トークンなら claude_code_oauth_token です。
3. ワークフローファイルをコピーする。examples/claude.yml を、リポジトリの .github/workflows/ ディレクトリにコピーします。このファイルは単なる例ではなく、動作するワークフローです。コミットされたままの状態では、誰かが Issue やプルリクエストで @claude とメンションするたびに、Claude が ANTHROPIC_API_KEY のシークレットで認証して応答します。代わりに CLAUDE_CODE_OAUTH_TOKEN を追加した場合は、ワークフローの anthropic_api_key の行を claude_code_oauth_token: ${{ secrets.CLAUDE_CODE_OAUTH_TOKEN }} に変更します。
セットアップ後は、Issue や PR のコメントで @claude とタグ付けして試します。
組織で設定する
クイックセットアップと手動セットアップは、1 つのリポジトリずつ設定します。組織全体にこの Action を展開するには、次のようにします。
- Claude GitHub App を、組織レベルで 1 回インストールし、すべてのリポジトリか、選択した一覧を指定します。
- 認証用のシークレットを、組織レベルの Actions シークレットとして保存し、各リポジトリにコピーを持たせないようにします。
- この Action を実行させたい各リポジトリにワークフローファイルを追加するか、ジョブを再利用可能なワークフローとして一度だけ定義し、各リポジトリから呼び出します。
リポジトリ間で共有するシークレットには、OAuth トークンではなく、Claude Console の API キーで認証してください。OAuth トークンは、claude setup-token を実行した人のサブスクリプションに紐づくからです。長期間有効なシークレットをそもそも保存しないようにするには、ワークロード ID フェデレーションを使います。この Action は、ワークフローの GitHub OIDC トークンを、Claude Console のサービスアカウントを通じて Claude API へのアクセスと交換します。入力は anthropic_federation_rule_id、anthropic_organization_id、および任意の anthropic_service_account_id と anthropic_workspace_id で、ワークフローには id-token: write 権限が必要です。Console 側の設定は、Action のセットアップガイドにあります。
GitHub App の権限
Claude GitHub App は、この Action、Code Review、クラウドセッションでのプルリクエストの自動修正など、GitHub と連携するすべての Claude の機能で共有されます。GitHub App の権限セットは 1 つだけなので、この Action が使わない権限も含まれています。アプリをインストールすると、次の権限を付与することになります。
| 権限 | アクセス |
|---|---|
| Actions | 読み取りと書き込み |
| Administration | 読み取り |
| Checks | 読み取りと書き込み |
| Contents | 読み取りと書き込み |
| Discussions | 読み取りと書き込み |
| Issues | 読み取りと書き込み |
| Members | 読み取り |
| Merge queues | 読み取り |
| Metadata | 読み取り |
| Pull requests | 読み取りと書き込み |
| Repository hooks | 読み取りと書き込み |
| Statuses | 読み取り |
| Workflows | 読み取りと書き込み |
アプリをインストールするということは、その権限セット全体を受け入れることを意味し、GitHub では一部だけを受け入れることはできません。組織が、この Action が使う権限だけを求める場合は、Action のセットアップガイドに従って、Contents、Issues、Pull requests だけを持つカスタムの GitHub App を作成します。カスタムアプリが対象とするのは、この Action だけです。Code Review とウェブの自動修正には、引き続き公式のアプリが必要です。
基本のワークフロー:@claude に応答する
このワークフローは、Action を対話モードで実行するので、誰かが Issue や PR のコメントで @claude とメンションするたびに、Claude が応答します。
name: Claude Code
on:
issue_comment:
types: [created]
pull_request_review_comment:
types: [created]
jobs:
claude:
if: contains(github.event.comment.body, '@claude')
runs-on: ubuntu-latest
permissions:
contents: write
pull-requests: write
issues: write
id-token: write
actions: read
steps:
- uses: actions/checkout@v6
with:
fetch-depth: 1
- uses: anthropics/claude-code-action@v1
with:
anthropic_api_key: ${{ secrets.ANTHROPIC_API_KEY }}
このワークフローのうち、定型ではない部分は次のとおりです。
id-token: write:この Action のデフォルトの GitHub App 認証に必要です。actions: read:Claude が PR の CI の結果を読めるようにします。actions/checkout:Claude が作業するための、リポジトリのローカルコピーを与えます。if:@claudeに言及していないコメントで、ランナーが起動しないようにします。この Action も、応答する前に、トリガーとなるフレーズを自分で確認します。
ワークフローを設定したら、任意の Issue や PR のコメントで、依頼と一緒に @claude とメンションします。
@claude implement this feature based on the issue description
@claude how should I implement user authentication for this endpoint?
@claude fix the TypeError in the user dashboard component
Claude は、同じ Issue や PR のコメントで返信し、作業を進めながらそれを更新します。
対話モード、自動化モード、誰が実行を起動できるか
この Action は、ワークフローの設定から、どう実行するかを検出します。
- 対話モード:ワークフローが
prompt入力を提供しない場合、Claude は、Issue やプルリクエストのコメント、プルリクエストのレビュー、新しく開かれた Issue の本文やタイトルで、トリガーとなるフレーズ(デフォルトは@claude)を待ち、そのリクエストに応答します。進捗と結果は、トリガーとなった Issue や PR のコメントとして表示されます。 - 自動化モード:ワークフローが
prompt入力を提供する場合、Claude は、メンションを待たずに、下のチェックだけを条件に実行されます。デフォルトでは、結果はコメントではなく、ワークフローの実行ログに表示されます。プロンプトが指示し、かつ投稿できるツールがある場合は、Claude は Issue やプルリクエストに投稿できます。
どちらのモードでも、Claude が始まる前に、この Action はトリガーとなったアクターに対して 2 つのチェックを行い、どちらかが拒否すると、実行は失敗します。
- 書き込みアクセス:Issue とプルリクエストのイベントでは、トリガーとなったユーザーがリポジトリへの書き込みアクセスを持っている必要があります。書き込みアクセスのない特定のユーザーを許可するには、
allowed_non_write_usersを設定し、自分のgithub_token入力を渡します。scheduleトリガーのように、ユーザーが作成しないイベントは、このチェックをスキップします。 - 人間のアクター:すべてのイベントで、この Action は、
allowed_botsに載せない限り、ボットのアクターを拒否します。これにより、ボットが Claude をループで起動するのを防ぎます。このチェックは、GitHub がリポジトリのユーザー(通常は、ワークフローのcronスケジュールを最後に変更したユーザー)の実行として扱う、スケジュール実行にも適用されます。そのユーザーがボットの場合は、allowed_botsに載せてください。
よく使う入力
これらは、最もよく使われる入力です。それぞれが、anthropics/claude-code-action のステップの with: のキーに対応します。
| パラメーター | 説明 | 必須 |
|---|---|---|
prompt | Claude への指示。プレーンテキストまたはスキルの呼び出し。省略すると、Claude は代わりにトリガーとなるフレーズに応答します。 | いいえ |
claude_args | Claude Code に渡す CLI 引数。 | いいえ |
anthropic_api_key | Claude API キー。 | Claude API では、claude_code_oauth_token かワークロード ID フェデレーションを使わない限り必要です。Bedrock、Agent Platform、Foundry では使われません。 |
claude_code_oauth_token | Claude サブスクリプションで認証するための OAuth トークン。claude setup-token で生成します。 | いいえ |
github_token | GitHub の操作に使うトークン。省略すると、この Action は Claude GitHub App として認証します。 | いいえ |
plugin_marketplaces | プラグインマーケットプレイスの Git URL を、改行で区切った一覧。 | いいえ |
plugins | 実行前にインストールするプラグイン名を、改行で区切った一覧。 | いいえ |
settings | Claude Code の設定。JSON 文字列、または設定の JSON ファイルへのパス。 | いいえ |
trigger_phrase | Claude が応答するトリガーのフレーズ。デフォルト:@claude。 | いいえ |
use_bedrock | Claude API の代わりに Amazon Bedrock を使います。 | いいえ |
use_vertex | Claude API の代わりに Google Cloud の Agent Platform を使います。 | いいえ |
use_foundry | Claude API の代わりに Microsoft Foundry を使います。 | いいえ |
入力の完全な一覧は、この Action の設定リファレンスを参照してください。
claude_args で CLI 引数を渡す
claude_args パラメーターは、任意の Claude Code の CLI 引数を受け付けます。
claude_args: "--max-turns 5 --model claude-sonnet-5 --mcp-config /path/to/config.json"
よく使う引数です。
--max-turns:会話のターン数を制限します。--model:使うモデル。例:claude-sonnet-5。この引数がない場合、Action は Claude Code のデフォルトのモデルを使います。--mcp-config:MCP 設定へのパス。--allowedTools:許可するツールのカンマ区切りの一覧。--allowed-toolsの別名も使えます。--debug:デバッグ出力を有効にします。
その他のワークフローの例
examples ディレクトリには、さまざまなシナリオ向けに、そのまま使えるワークフローがあります。このページの例は、API キーによる認証を示しています。Claude サブスクリプションで認証する場合は、どの例でも、anthropic_api_key の行を claude_code_oauth_token: ${{ secrets.CLAUDE_CODE_OAUTH_TOKEN }} に置き換えてください。
プルリクエストを自動でレビューする(スキルを実行する)
prompt 入力は、プレーンテキストに加えて、スキルの呼び出しも受け付けます。
- リポジトリの
.claude/skills/ディレクトリにあるスキルの場合は、スキルのファイルがランナー上で使えるように、anthropics/claude-code-actionのステップの前にactions/checkoutを実行し、promptとして/skill-nameを渡します。 - プラグインにパッケージされたスキルの場合は、
plugin_marketplacesとpluginsの入力でプラグインをインストールし、promptとして、名前空間付きの/plugin-name:skill-nameを渡します。plugins入力にはplugin-name@marketplace-nameを指定し、マーケットプレイス名は、リポジトリの URL ではなく、マーケットプレイス自身のマニフェストから取ります。
次のワークフローは、code-review プラグインをインストールし、プルリクエストが開かれたとき、更新されたとき、再オープンされたとき、レビュー可能としてマークされたときに、そのスキルを実行します。これは、クイックセットアップのレビューのワークフローと同じプラグインを実行します。プロンプト、モデル、トリガーを自分で制御したいときに、このようなワークフローを使います。公開リポジトリでは、GitHub は、フォークからのプルリクエストがトリガーする実行にシークレットを渡さないため、このレビューは、同じリポジトリ内のブランチからのプルリクエストでのみ実行されます。
name: Code Review
on:
pull_request:
types: [opened, synchronize, ready_for_review, reopened]
jobs:
review:
runs-on: ubuntu-latest
permissions:
contents: read
pull-requests: read
issues: read
id-token: write
steps:
- uses: actions/checkout@v6
with:
fetch-depth: 1
- uses: anthropics/claude-code-action@v1
with:
anthropic_api_key: ${{ secrets.ANTHROPIC_API_KEY }}
plugin_marketplaces: "https://github.com/anthropics/claude-plugins-official.git"
plugins: "code-review@claude-plugins-official"
prompt: "/code-review:code-review --comment ${{ github.repository }}/pull/${{ github.event.pull_request.number }}"
claude_args: '--allowedTools "mcp__github_inline_comment__create_inline_comment"'
このワークフローの 2 行が、レビューの投稿先を制御します。
--comment:Claude は、レビューをプルリクエストに投稿します。問題が見つかれば、それぞれにインラインコメントを付け、見つからなければ 1 つの要約コメントを付けます。これがないと、Claude は何も投稿せず、結果はワークフローの実行ログで読むことになります。claude_args:スキル自身のallowed-toolsfrontmatter が同じツールを挙げていても、この行は残してください。インラインコメントを投稿する MCP サーバーを Action が起動するのは、claude_argsの--allowedToolsがそれを挙げているときだけだからです。
Claude は、ドラフトとクローズ済みのプルリクエスト、自動化されたものや些細なものなど、レビューが不要だと判断するプルリクエスト、すでに Claude のコメントがあるプルリクエストをスキップします。
スケジュールで実行する
prompt 入力があると、この Action は、cron スケジュールを含む任意の GitHub イベントで、自動化モードで実行されます。プレーンテキストのプロンプトでは、claude_args の --allowedTools か、settings 入力の permissions.allow ルールで、プロンプトに必要なツールを許可するまで、Claude はシェルにも GitHub API にもアクセスできません。代わりにスキルを呼び出す場合、Claude は、その allowed-tools frontmatter が許可するツールを使えます。GitHub は、スケジュールされたワークフローをデフォルトブランチからのみ実行し、公開リポジトリでは、リポジトリのアクティビティがないまま 60 日が過ぎると、スケジュールを無効にします。
このワークフローは、毎日 09:00 UTC に、ワークフローの実行ログにレポートを生成します。その claude_args の行は、モデルを選び、2 つの GitHub MCP ツールを許可します。Claude はそれらのツールを使って GitHub API 経由でコミットと Issue を読むので、checkout のステップは省略できます。
name: Daily Report
on:
schedule:
- cron: "0 9 * * *"
jobs:
report:
runs-on: ubuntu-latest
permissions:
contents: read
issues: read
id-token: write
steps:
- uses: anthropics/claude-code-action@v1
with:
anthropic_api_key: ${{ secrets.ANTHROPIC_API_KEY }}
prompt: "Generate a summary of yesterday's commits and open issues"
claude_args: |
--model claude-opus-5-5
--allowedTools "mcp__github__list_commits,mcp__github__list_issues"
CLAUDE.md でプロジェクトの基準を定義する
リポジトリのルートに CLAUDE.md ファイルを作成して、コードスタイルのガイドライン、レビューの基準、プロジェクト固有のルール、好ましいパターンを定義します。Claude は、PR を作成するときや、リクエストに応答するときに、これらのガイドラインに従います。書き方は CLAUDE.md の設定で説明しています。
セキュリティ:認証情報と権限
警告:API キーや OAuth トークンを、リポジトリに直接コミットしないでください。必ず GitHub Secrets として保存し、anthropic_api_key: ${{ secrets.ANTHROPIC_API_KEY }} のように、ワークフローから参照します。
- ワークフローには、必要な権限だけを与え、マージ前に Claude の変更をレビューします。
- 長期間有効なシークレットを保存せずに認証するには、上で説明したワークロード ID フェデレーションを使います。
- シークレットを削除しても、それが保持していた認証情報は無効になりません。API キーを完全に廃止するには、Claude Console でもそのキーを削除してください。
- 権限と認証を含むセキュリティのガイダンスは、Claude Code Action のセキュリティドキュメントを参照してください。データの扱いと保持については、Anthropic はデータ使用とセキュリティのページを案内しています。
ツールが何をしてよいかを制御する Claude Code の仕組みについては、権限モードとフックを参照してください。
コストと使用量
実行のたびに、2 種類のリソースを消費します。
- GitHub Actions の分数:この Action は GitHub ホストのランナーで実行され、GitHub Actions の分数を消費します。料金と分数の上限は、GitHub の課金に関するドキュメントを参照してください。
- API トークン:やり取りのたびに、プロンプトと応答の長さ、タスクの複雑さ、コードベースの大きさに応じてトークンを消費します。現在のトークン単価は、Claude の料金ページを参照してください。OAuth トークンで認証する場合、実行は API の課金ではなく、Claude サブスクリプションを使います。
Claude により明確なコンテキストを与え、各実行でできる作業量に上限を設けることで、どちらのコストも下げられます。
- 具体的な
@claudeのリクエストを書いて、Claude が少ないターン数で終えられるようにします。 - Issue テンプレートを使って、最初にコンテキストを提供します。
- Claude は実行のたびに
CLAUDE.mdを読むので、簡潔に保ちます。 claude_argsで--max-turnsを設定して、反復回数を制限します。- 暴走したジョブを避けるため、ワークフローレベルのタイムアウトを設定します。
- GitHub の並行実行の制御で、並列の実行数を制限します。
トラブルシューティング
Claude が @claude コマンドに反応しない
- GitHub App がリポジトリにインストールされているか確認します。
- リポジトリでワークフローが有効になっているか確認します。
- API キーまたは OAuth トークンが、リポジトリのシークレットに設定されているか確認します。
- コメントに
@claudeが、/claudeや@claude-botではなく、完全な単語として含まれているか確認します。 - コメントしたユーザーが、リポジトリへの書き込みアクセスを持っているか確認します。例外については、上の「誰が実行を起動できるか」を参照してください。
Claude のコミットで CI が実行されない
- GitHub は、デフォルトの
GITHUB_TOKENで作られたコミットでは、ワークフローを起動しません。Action にgithub_token: ${{ secrets.GITHUB_TOKEN }}を渡している場合は、Claude GitHub App として認証されるよう、それを取り除くか、代わりにカスタムのアプリトークンを渡します。 - CI ワークフローのトリガーに、
pushやpull_requestなど、Claude の push が発生させるイベントが含まれているか確認します。
認証エラー
- ワークフローのデバッグの前に、ローカルで
claudeを使って、API キーまたは OAuth トークンが有効かどうか確認します。 - Bedrock、Agent Platform、Foundry については、クラウドプロバイダーのページのトラブルシューティングのセクションを参照してください。
その他の解決策は、この Action の FAQ を参照してください。
アンインストールと beta からのアップグレード
- ワークフローファイル:
anthropics/claude-code-actionを使うワークフローを、.github/workflows/から削除します。クイックセットアップを使った場合は、claude.ymlと、レビューのワークフローを選んだならclaude-code-review.ymlを探します。 - シークレット:
ANTHROPIC_API_KEYまたはCLAUDE_CODE_OAUTH_TOKENのシークレットを、リポジトリから、リポジトリ間で共有していた場合は組織レベルの Actions シークレットからも削除します。 - GitHub App:リポジトリまたは組織の設定の GitHub Apps で、Claude GitHub App をアンインストールします。ただし、Code Review やウェブの自動修正など、Claude の他の機能で使っていない場合に限ります。
- ワークフローが、まだ
anthropics/claude-code-action@betaを参照している場合は、v1 に更新します。usesの行で@betaを@v1に変更し、Action がモードを自動で検出するようになったのでmode入力を削除し、direct_promptをpromptに置き換え、max_turnsやmodelなどの CLI オプションをclaude_argsに移します。
FAQ
@claude とメンションしても何も起きません。最初に何を確認しますか?
この順序で確認します。GitHub App がリポジトリにインストールされているか、ワークフローが有効か、API キーまたは OAuth トークンがリポジトリのシークレットに設定されているか、@claude がコメントの中で完全な単語(/claude や @claude-bot ではない)になっているか、コメントしたユーザーが書き込みアクセスを持っているか。ボットのアクターは、allowed_bots に載せない限り拒否されます。
API キーと OAuth トークンのどちらを使うべきですか?
どちらでも使えます。ANTHROPIC_API_KEY は Claude Console の API キーで、CLAUDE_CODE_OAUTH_TOKEN は、Pro、Max、Team、Enterprise プランの Claude サブスクリプションで認証します。OAuth トークンの場合、実行は API の課金ではなく、サブスクリプションを使います。組織内のリポジトリ間で共有するシークレットには、OAuth トークンが claude setup-token を実行した人のサブスクリプションに紐づくため、Anthropic のページは API キーを使うよう述べています。
この Action を、リレーやカスタムのベース URL に向けられますか?
Anthropic のページには、カスタムのベース URL やゲートウェイのオプションの記載がないため、このページではそれについて何も主張しません。ページが説明しているのは、2 つの経路です。デフォルトで Claude API を直接呼び出す(API キーまたは OAuth トークンを使う)か、use_bedrock、use_vertex、use_foundry で自分のクラウドアカウント経由にするかです。お使いのマシンで Claude Code 自体を設定する方法は、Claude Code のセットアップにあります。
参考資料
- Claude Code GitHub Actions(セットアップ、ワークフローの例、入力、権限、コスト、トラブルシューティング。2026 年 10 月 30 日に確認)