選び方
Claude Code はサブスクリプション、API、リレーのどれで使うべきか
Claude Code 自体は無料でインストールできます。お金がかかるのは、その裏で動くモデルです。支払い方法は 3 つあります。Claude のサブスクリプション、トークン従量課金の Anthropic API、サードパーティのリレー(API 中継)です。違いは料金だけでなく、利用上限、課金の仕組み、使える場所にもあります。以下の公式情報は、Anthropic の料金ページと Claude Code のドキュメントから取得し、2026 年 10 月 30 日に確認したものです。CoreCode 自身がリレーなので、リレーについては自分で確かめられることだけを書きます。
- サブスクリプション:Pro は月額 $20(年払いなら月 $17)。Max は月額 $100 からで、Pro の 5 倍または 20 倍の利用量です。利用量は 5 時間のローリングウィンドウと週次の上限で計測され、Claude Code はチャットと同じ枠を共有します。
- API:月額料金なしのトークン従量課金。Sonnet 5.5 は入力 100 万トークンあたり $2、出力 100 万トークンあたり $10。Anthropic は、企業での平均を、開発者 1 人のアクティブな 1 日あたり約 $13 と報告しています。
- Anthropic のサポート対象地域には中国本土、香港、マカオが含まれないため、これらの地域の開発者は、サブスクリプションでも API でも、アカウント、ネットワーク、支払いの壁に直面します。
- リレーはトークン従量課金で、現地の決済に対応していますが、上流が本当に Anthropic か、キャッシュが当たり続けるかは、自分で確かめるべき点です。
3 つの比較
| Claude サブスクリプション | Anthropic API | サードパーティのリレー | |
|---|---|---|---|
| 支払い方法 | 月額固定:Pro $20、Max は $100 から | 使ったトークンごと | 使ったトークンごと。通常は割引あり |
| 利用上限 | 5 時間のローリングウィンドウと週次の上限 | 利用ティアごとのレート制限。総量の上限はなし | リレーごとに設定 |
| 課金の詳細 | 利用状況のバーと内訳。トークン単位の請求ではない | コンソールでリクエストごとに計測 | リレー次第。良いリレーはすべてのリクエストを一覧できる |
| 主なリスク | 枠を使い切ると、ウィンドウのリセットを待つことになる | 長いセッションでキャッシュが外れると、コストが急増する | 上流のすり替え、不透明な課金、リレーの消滅 |
Claude サブスクリプション:Pro と Max
- Pro:月払いで $20、年払いなら月 $17(先払いで $200)。5 時間のセッションあたり、無料プランの少なくとも 5 倍の利用量。
- Max:月額 $100 から。Pro の 5 倍または 20 倍の利用量に加え、月 $100~$200 分の API クレジットが付きます。
- 無料プランには Claude Code は含まれません。有料プランにはすべて含まれ、Claude Code はウェブやアプリでのチャットと同じ枠を消費します。
- すべてのプランに 5 時間のローリングウィンドウがあり、有料プランには週次の上限もあります。枠を使い切った場合、有料プランでは利用クレジットを有効にして、標準の API 料金で使い続けられます。
サブスクリプションは、Claude Code を毎日、一定のペースで使う人に向いています。費用は固定で、気にすべき請求書もありません。ただし、枠はトークン数で示されていないため、よく使う日には日中に上限に達することがあります。
Anthropic API:トークン従量課金
API キーで Claude Code にサインインすると、月額料金なしで、使ったトークン分を支払います。主なモデルの料金は Claude API 料金にあります。Sonnet 5.5 は 100 万トークンあたり入力 $2、出力 $10、Opus 5.5 は $4 と $20 で、キャッシュヒットは入力価格の 5% です。
支出は作業スタイルで変わります。Claude Code のドキュメントには企業向けの数字が載っています。平均は開発者 1 人のアクティブな 1 日あたり約 $13、開発者 1 人あたり月 $150~$250、ユーザーの 90% はアクティブな 1 日あたり $30 未満です。Claude Code で /usage と入力すると、現在のセッションのトークン数と、定価で換算したコストが表示されます。
API が制限するのは量ではなくレートです。Anthropic は、利用ティア(Start、Build、Scale)ごとに、1 分あたりのリクエスト数とトークン数を設定しています。
サードパーティのリレー
リレーは海外の Anthropic アカウントを保有しています。Claude Code の ANTHROPIC_BASE_URL をそこに向け、トークン従量課金で支払います。中国本土の開発者にとっての 3 つの問題を解決します。Anthropic のサポート対象地域に含まれないこと、海外決済の手配が難しいこと、そしてネットワークです。
リスクも、この中間層から生じます。上流がより安いモデルやリバースエンジニアリングされたエンドポイントにすり替えられる、使用量がリレー独自のルールで計算される、リレーがアカウントを頻繁に切り替えるとキャッシュが切れる、などです。これらはすべて確認できます。
- チェック用スクリプトを実行して、レスポンス形式、キャッシュの読み戻し、thinking の署名を確認します。いずれも偽造できません。
- リレーの選び方の 7 つのポイントを確認します。Anthropic の基準での課金、リクエストごとのログ、公開された稼働記録です。
- 少額をチャージし、実際の長いセッションを 1 回走らせて、請求にキャッシュ読み取りが現れることを確認します。
利用量で選ぶ
- たまに、月に数回:使わない月額料金を払うより、API かリレーでトークン従量課金にします。
- 毎日一定のペースで使い、Anthropic が受け付けるアカウントと支払い手段がある:Pro か Max のサブスクリプションが最も手間がかかりません。まず Pro から始め、上限に何度も達するなら Max に移ります。
- チームや、コストを突き合わせる人:トークン従量課金のほうが明確で、各リクエストの使用量とコストが記録に残ります。
- 海外アカウントを持たない中国本土:確認できるリレーを選び、スクリプトと少額のチャージで 1 週間試してください。
どれを選んでも、長いセッションのコストは、主にキャッシュが当たるかどうかで決まります。節約のコツを参照してください。
FAQ
Claude の無料プランで Claude Code は使えますか?
いいえ。Anthropic の料金ページでは、Claude Code は有料プランのみに記載されています。
サブスクリプションの枠を使い切ったらどうなりますか?
5 時間のウィンドウがリセットされるのを待つか、有料プランで利用クレジットを有効にして標準の API 料金で続けるか、API キーに切り替えてしばらくトークン従量課金にします。
Max の API クレジットで Claude Code の料金を支払えますか?
料金ページでは、Claude Platform で開発するためのクレジットと説明されています。Claude Code のサブスクリプションの枠とは別物です。どう適用されるかは、Anthropic 自身の規約で確認してください。
出典
- Claude: Pricing(プラン料金、利用量の倍率、5 時間ウィンドウと週次の上限、Claude Code がプランの枠を共有すること。2026 年 10 月 30 日確認)
- Claude Code: Manage costs(企業での平均、
/usageコマンド) - Anthropic: Pricing(API 料金、レート制限のティア)
- Anthropic: Supported regions