リレーの選び方
Claude Code リレー(API 中継)の選び方
リレーのキャッチコピーはどれも似ています。違いは見えないところにあります。上流が誰か、課金はどう行われるか、キャッシュは当たるか。次の 7 つのポイントは、誰の言葉も、私たちの言葉も鵜呑みにせず、自分で確かめられます。サブスクリプション、API、リレーのどれにするかまだ迷っている場合は、まず3 つの比較をご覧ください。
- 7 つのポイントはすべて自分で確かめられます。上流、課金の基準、キャッシュヒット、プロトコルの素通し、稼働実績、チャージと規約、サポートです。
- 上流はチェック用スクリプトで、数分、数セントで確認できます。
- キャッシュ読み取りは入力価格の 2.5~10%(Opus 5.5 と Sonnet 5.5 では 5%)なので、セッションが 1 つのアカウントに留まるかどうかは、単価より請求額への影響が大きいことがよくあります。
CLAUDE_CODE_DISABLE_EXPERIMENTAL_BETASやENABLE_TOOL_SEARCH=falseの設定を求めるリレーは、Claude Code のリクエストをそのまま通していません。- 少額から始め、いくらチャージするか決める前に規約を読んでください。
1. 上流を確認できるか
「公式 API に直結」は一言にすぎません。確認できるのは挙動です。プロンプトキャッシュが書き込まれて読み戻せるか、thinking ブロックの署名が Anthropic の検証を通るか。チェック用スクリプトを実行してください。数分、数セントで済みます。
価格がうますぎると感じたら、チャージする前に確認しましょう。
2. 課金は Anthropic と一致しているか
Anthropic は 4 種類のトークンを別々に課金します。入力、出力、キャッシュ書き込み、キャッシュ読み取りです。キャッシュ読み取りは入力価格の 2.5~10%(Opus 5.5 と Sonnet 5.5 では 5%)で、Claude Code のコンテキストの大半はここを通ります(倍率は Anthropic のプロンプトキャッシュの料金を参照)。リレーの課金については次の 3 点を尋ねてください。
- 4 種類は別々に、Anthropic と同じ比率で課金されていますか。
- 1 件ごとのリクエストの使用量とコストをログで確認できますか。
- 「倍率」や「割引」は何の価格が基準ですか。宣伝の割引率より、実際のセッション 1 回分の請求を Anthropic の単価で計算し直すほうが確実です。
3. キャッシュは安定して当たるか
Claude Code は、システムプロンプト、ツール定義、読み込んだファイルを毎ターン再送します。キャッシュが当たれば、その部分は Opus 5.5 と Sonnet 5.5 では入力価格の 5% で済みます。別のアカウントに届くと、キャッシュは書き直しです。1 つのセッションが常に同じ上流アカウントに届くかどうかは、単価より支払額への影響が大きいことがよくあります。
確認方法:Claude Code で 20~30 ターン作業し、利用ログで入力のうちキャッシュ読み取りが占める割合を見ます。長いセッションなら高いはずです。大半がキャッシュ書き込みなら、リクエストがアカウント間を渡り歩いています。読み方はキャッシュと課金にあります。
4. プロトコルはそのまま通っているか
Claude Code は、1 時間キャッシュや MCP ツール検索などで Anthropic の beta ヘッダーに依存しています。リレーによってはこれらのヘッダーを転送できず、CLAUDE_CODE_DISABLE_EXPERIMENTAL_BETAS や ENABLE_TOOL_SEARCH=false を設定するよう案内されます。この設定でエラーは止まりますが、機能が減り、キャッシュが切れやすくなります。これらを求めるリレーは、リクエストをそのまま通していません。
5. 稼働実績が公開されているか
「安定」にはデータが伴うべきです。直近 1 日と 1 週間の成功率とレイテンシを載せた公開ステータスページ、そして、リリースや再起動の最中でも処理中のリクエストが生き残るかどうか。グループチャットの「問題なし」だけでは、問題が自分の環境側か先方のサービス側か判断できません。
6. チャージ、返金、規約
- 少額から始めましょう。最初に大きな金額を前払いせず、実際のタスクを 1 つ終えてから判断します。
- 利用規約を読みます。残高に有効期限があるか、返金できるか、サービスが終了したらどうなるか。
- 支払い方法と入金のタイミングを把握し、注文記録を保管しておきます。
7. 問題が起きたとき、誰が助けてくれるか
人に連絡する手段はありますか。失敗したリクエストの時刻から、該当するログを探してもらえますか。セットアップのドキュメントがどれだけ整っているかも、リレーが丁寧に運営されているかを示します。
CoreCode の場合
| ポイント | CoreCode |
|---|---|
| 上流 | Anthropic 公式の Claude アカウントのみ。チェック用スクリプトで自分で確認できます。 |
| 課金 | 入力、出力、キャッシュ書き込み、キャッシュ読み取りを Anthropic と同じ基準で別々に課金し、すべてのリクエストが利用ログに残ります。単価は料金にあります。 |
| キャッシュ | Claude Code の各セッション ID は 1 つのアカウントに留まり、再起動後も紐づけが復元されます。キャッシュと課金を参照してください。 |
| プロトコル | ネイティブの Messages API で、beta ヘッダーはそのまま通り、互換設定は不要です。 |
| 稼働実績 | 24 時間と 7 日間の成功率、最初のバイトまでのレイテンシを載せた公開のサービスステータスページ。処理中のリクエストはリリースの影響を受けません。 |
| チャージ | ¥1 で $1 分のクレジット、¥10 から。新規向けパックは ¥29.9 で $50 分、有効期間 7 日。チャージと利用規約を参照してください。 |
| サポート | エラー、FAQ、WeChat グループ。 |
FAQ
いちばん安いリレーが最良ですか?
そうとは限りません。キャッシュがまったく当たらないリレーは、単価が高くてもキャッシュが当たり続けるリレーより、実際には高くつくことがあります。価格はキャッシュヒット率と合わせて見てください。キャッシュは安定して当たるかを参照してください。
リレーがモデルをすり替えていないか、どう見分けますか?
チェック用スクリプトを使います。レスポンス形式、キャッシュの書き込みと読み戻し、改ざんした thinking 署名が拒否されることを確認します。
beta 機能をオフにするよう求めるリレーがあるのはなぜですか?
Anthropic の beta ヘッダーを転送できないからです。オフにするとエラーは止まりますが、1 時間キャッシュや MCP ツール検索などが使えなくなり、キャッシュも切れやすくなります。